鍼・灸・ヒーリングサロン慈美>TOPページ>sedona雑貨>カチナとは? カチナって??
簡単に説明をすると「北米大陸ネイティブアメリカンインディアンの生活にとって、とても大切な生きるための意味を示し・導いてくれる精霊」の事を指します。 日本では、表記文字で「Kachina」と現わされていることが多いのですが、正式な表記としては「Katsina」と現わします。
歴史的観点から見てみると、北米大陸ネイティブアメリカンインディアンの祖と云われる「アナサージ(アナサージ族)」の伝統的な慣習、信仰の中から生まれたものです。アナサージは長い歴史の中で、幾多の分裂・結合を繰り返しながら多種多様の部族を排出してきました。1992年次の統計によると、その時点で562+αあまりの部族分けを確認しています。その部族の中で『カチナ』信仰を伝統継承して来た部族が「アコマ・サントドミンゴ・サンタナ・ズニ・ホピ・ラグナ」と云われています。 中でもホピ族製作の『カチナ』は最もポピュラーでとても美しい出で立ちをしているので、皆さんの中でご覧に成られた方も沢山いるのではないでしょうか!?特徴としては、とても柔らかい曲線と、繊細で力強い線を組み合わせて表現された写実的なフォルムをしています。
更に、古来からの風習・伝統を誠実に守っている北米大陸ネイティブアメリカンインディアンの部族にとって、日常生活を営む上でセレモニーの教えを請う存在は「クリエーター」唯一つです。 この「クリエーター」へ伝達の往来の役目を一手に担っているのがアメリカの国鳥としてあがめられている「イーグル」になります。 その為、『カチナ』の装飾には「イーグル・フェザー」が多く使用されていました。但し、現在は、ワシントン条約を元にした捕獲禁止令のため、『カチナ』に使用されることは殆どありません。
『カチナ』は万物創世主である「クリエーター」から伝えられた言葉を、教えを請うた人達へ伝える役目を担っているとされています。 伝授する内容によって、様々な『カチナ』が存在し、分担をしています。
慈美の中へも、北米より『カチナ』を連れてきているので興味のある方は是非取扱Goods欄をご覧下さい。
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井上康夫
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